お写真のお品物は石川泰行(いしかわたこう)の木彫りのなまはげ面です。
なまはげは秋田県で大晦日に行われる伝統行事で登場する神の使いで、「悪い子はいねがー」「泣ぐコはいねがー」と奇声を発しながら街を練り歩き、家に入って怠け者、子供や初嫁を探して暴れ、家の主が家族が今年1年間にしでかした日常の悪事を釈明するなどした後、酒やごちそうなどをふるまって、送り返す伝統的行事です。
お買取りしたなまはげ面はお土産用の2対のお面で、なはまげは赤面がジジナマハゲ、青面がババナマハゲと呼ばれ青面の方が一回り小さく作られています。
今回、お買取りしたなまはげ面は秋田県のなまはげ面作家・石川泰行による木彫りのなまはげ面です。
石川泰行はなまはげ面を作り続けて30年というベテラン作家で、観光写真の記念撮影用のなまはげ面を作ろうとした事が、この世界に入ったきっかけでした。
石川泰行のなまはげ面の素材は桐を用いており、桐は生の状態だと彫りやすく、乾燥すると堅くなるとい性質が面を作るのに適しています。また、見た目に反して非常に軽いのも桐の特徴です。
石川泰行は1日に4〜5面程しかなまはげ面を制作する事ができないため、生産量が限られています。
そのため、いわの美術でも石川泰行のなまはげ面の高価買取を行っております。
日本にはなまはげ面の他にも福島の赤べこ、福岡の博多人形など多くの郷土玩具が作られています。
お土産品として売られている郷土玩具には評価をつけられる物が少なく、お買取りする事が難しい場合もございますが、数点まとめてであればお買取りを行う場合がございます。
もちろん、作家が制作した郷土玩具につきましてはお買取りする事が可能です。
いわの美術の郷土玩具買取依頼で多い話は、故人が生前集めていたものの片付けや、自宅の解体、引っ越しなどのよる荷物整理などでご連絡いただく事がほとんどです。
いわの美術では大量の郷土玩具の買取には日本全国出張買取で対応しております。
ご売却をお考えの郷土玩具がございましたら、いわの美術にお任せ下さい!!