今回、いわの美術がお買取したお品物は鯛の箸置です。
全部で5点あり、裏にはGP24Kの文字が刻印されており、これは純金メッキである事を示しています。
実際に使用していたものなので、細かな傷はありましたが、純金メッキがはがれている箇所もなく、比較的綺麗な状態でしたので、高い評価での買取となりました。
日本では鯛は輝く紅色で風格ある姿から古くより、おめでたいモチーフとして使われてきました。
また、「鯛」という言葉と「めでたい」という言葉の語呂合わせもその要因の一つに挙げられます。
そのため、おめでたい席での食事に鯛をモチーフにした箸置が使われる事が多く、鮮やかな色使いの陶器製の鯛の箸置なども存在します。
お買取の際は、どのような素材が使われているのか、作家の作品かどうかによっても買取額が変わってきますので、お問合せの際はどのようなお品物なのか、できるだけ詳しくお伝え頂くと査定がスムーズに進みます。
今回、お買取した鯛の箸置は懐石道具の一つで、いわの美術では懐石道具の買取も行っております。
懐石道具は茶道でも使われ、両椀、煮物椀、吸物椀、向付、焼物鉢、香物鉢、預鉢などがあり、燗鍋(銚子)などの酒器も含まれます。
基本的に漆を使った漆器を中心に陶器の器なども使われています。
作家物や古い時代に使われていた懐石道具は高価買取が期待でき、懐石道具を収納する共箱と呼ばれる木箱に作家の書付や、三千家家元や有名茶人の極書などがありますと買取額は高くなる傾向にあります。
ご自宅で使っていない懐石道具はございませんか?いわの美術では骨董や美術品の知識を持つ鑑定士が査定を行っており、価値ある懐石道具もしっかりと評価して買取る事ができます。
個人のお客様はもちろん、以前、小料理屋をやっていた、懐石道具の卸業をやっていたなどの業者様からの買取依頼も大歓迎ですので、まずはお電話、メールにてお問合せ下さい。