琉球漆器とは14世紀頃の琉球王国(現・沖縄)で作られるようになった漆器で、沖縄の平均気温と湿度が漆器を作るのに優れていた環境であることから貿易や外交の献上品として発展していきました。
琉球漆器は、時代の流れにより技法や表現方法に変化がみられ、螺鈿、沈金、箔絵、堆錦といった技法が盛んに用いられるようになりました。
お写真の琉球漆器は堆錦の技法を使って絵画的な作品に仕上げた素晴らしいお品物でした。
今回お買取りした漆器は、漆器を収める木箱もあり、使用感もあまり感じる事がないお品物でしたが、所々に漆が剥がれていました。
漆器は耐久性に優れていますが直射日光や乾燥に弱く、こういう状況下で保管いたしますと漆が剥がれてしまう原因となります。
漆器の高価買取を狙うなら保管場所にも注意が必要です。
今回お買取りした漆器は琉球漆器でしたが、いわの美術では輪島塗、山中漆器、紀州漆器など他の漆器の買取も行っております。
特に作家物の漆器になりますと付加価値がつきますので買取額も高くなります。
ご自宅に眠っている漆器はございませんか?
漆器の買取なら年間に多くの漆器の買取を行っているいわの美術にお任せください!!