今回、お買取させていただいたお品物は、ドイツの陶磁器メーカーであるドレスデンポルツェランの飾り壺です。
1872年、ヨハン・カール・ゴットリープ・ティーメと彼の娘達ともにカール・ティーメ工房を開き陶磁器の制作、販売を始めました。
各国の王家、名門貴族からたくさんの注文を受けるほど有名になりましたが、ドイツが東西に分断されたため、東ドイツの国策によって国営化を余儀なくされました。
再びドイツが統合される事によって個人企業として独立し、創設当時からあるシリーズはドレスデンローズ、ドレスデンブーケなどは現在でも根強い人気を誇っています
右側のお写真にあるマークはドレスデンのカール・ティーメ工房の窯印で、日本ではSPドレスデンとして知られ創業当初から使われている陶印です。
以前のドレスデンでは複数の工房を持ち、カール・ティーメ工房以外ではマイセンなど他から素磁を買取り絵付けだけを行っていました。
また、絵付けは修行を積んだ職人による手作業で行われおり、簡単な絵付けでも3年半以上の修行を積まないと携わる事ができません。
いわの美術では、ドレスデン製品の他にも美術品、骨董品、茶道具、お酒などの買取を日本全国で行っております。
洋食器や茶道具の茶碗などは箱、共箱などがございますが、すでに処分してしまったり、失くしてしまう方も多いようです。箱が無いお品物でもいわの美術ではお買取を行っております。
まずは、どういったお品物があるのかお電話、メールにてお問合せください。