今回お買取りさせて頂いたお品物は木彫の獅子頭です。
作者は木造工芸家の横山一夢さんです。
初代横山一夢さんは1911年富山県の生まれで、富山県無形文化財にも認定された方ですが、残念ながら2000年に逝去されました。
現在は初代横山一夢さんの息子が二代目として活動しています。
横山一夢さんは井波彫刻で有名な、国内有数の木彫工芸の町井波の名門家に生まれ、幼少期より父の下で研鑽に努めました。
文展や日展に出品し、入選を重ねて1963年には日展会員に推挙されます。 また翌年には現代工芸美術家協会の会員にも推挙され、以来日展、現代工芸展において中心的作家として活躍しました。
いわの美術では横山一夢さんの作品買取を行っています。
横山一夢さんは伝統の木彫技術を継承しつつ、彩色を多く用いた装飾的な作品を展開していました。作品では今回お買取りさせて頂いた獅子頭や、鯉や鶴の造形に秀でていました。
この獅子頭も獅子面を精巧に彫った貫禄溢れる造形です。 獅子頭は縁起物として古くから広く愛されてきました。
ご自宅に横山一夢さんの獅子頭はありませんか。 また横山一夢さんは今回のような木彫の獅子頭に、純金を塗った獅子頭の制作もなされました。そういった作品でもお買取りが可能です。
横山一夢さんの作品ご売却の際はいわの美術にお任せ下さい。