福王寺法林の絵画をお買取り致しました
写真の日本画は福王寺法林（ふくおうじほうりん）の作品「ヒマラヤの歌」です。
千代田区にお住まいの方からコレクションの一部をお買取り致しました。
福王寺法林は本名を雄一といい、8人兄弟の2番目、兄弟で唯一の息子として生まれます。
小学生の頃、狩野派の上村広成（上村廣成）に日本画を学び、上村広成が亡くなった後は田中青坪に師事していました。実は幼少の頃、銃の暴発によって左目を失明するという大きなハンディを負っていますが、福王寺法林はそのハンディを感じさせない壮大な絵を描いていきます。
初期の作品では身近にある光景や、身の回りの自然風景など生活に密着したモチーフを描いています。
その後、個展などを開催し、画家として名が知られるようになると、段々遠方へのスケッチ取材、ヘリコプターを利用した空中からの構図など絵のモチーフに少しずつ変化が見られるようになります。
福王寺法林の作品について
福王寺法林は、幼いころからの夢であったヒマラヤへの取材旅行をきっかけにヒマラヤを扱った作品も多くなっていきました。
福王寺法林が初めてネパール、ヒマラヤへの取材旅行に出たのは1974年。その後第59回院展で初めてヒマラヤをモチーフとした作品「ヒマラヤ」を出品します。
風景画を得意とし、院展の中心作家として活躍した福王寺法林。重厚な中にも素朴な趣のある作風で知られ、ヒマラヤの壮大な自然を描いたヒマラヤシリーズも高く評価されています。
大変素晴らしい作品を描く、福王寺法林の日本画、お持ちではありませんか？
いわの美術では日本画や洋画、水彩画など絵画の買取も行っております。福王寺法林の日本画はお品物によって高価買取も行っておりますので、ご処分ご売却の際は是非一度いわの美術にご相談下さい。いわの美術では福王寺法林の日本画買取を行っております。
