こちらは以前、横浜市都筑区でお買取りさせて頂きました鼻煙壺です。
鼻煙壺(鼻煙壷/びえんこ)というのは主に中国で使用されていた嗅ぎタバコ入れで、スナッフボトルと呼ばれることもあります。
嗅ぎタバコは明の時代にイタリアから中国へと伝わり、上流階級を中心に流行しましたが、ヨーロッパに比べて湿気の多い中国では輸入時の鼻煙箱では嗅ぎタバコが湿気てしまいます。
そのため高価な嗅ぎタバコを湿気らせないよう、元々薬入れに使用していたガラスの小瓶などを代用品として使い、これが鼻煙壺の原型となりました。
鼻煙壺は中国の骨董品として大変人気のあるお品物です。
写真に写っているのは堆朱の鼻煙壺ばかりですが、この他にも琺瑯、玉製、ガラス製なども造られました。ボトルのデザインは華やかな物が多く、絵や書が描かれる他、珊瑚や瑪瑙などの装飾、またボトルの内側に絵や書を描く、内絵(うちえ)と呼ばれる技法の施された鼻煙壺もございます。
いわの美術では鼻煙壺をはじめ、中国の骨董品買取も行っております。
掛軸や中国絵画、唐木を用いた中国家具、乾隆ガラス、茶壺など、中国の骨董品買取はいわの美術にお任せください。
骨董品というと想像しにくいかもしれませんが、具体的には甲冑や日本刀、掛軸、古陶磁器、漆器、茶道具など、作られた年代によってこの他にも様々なお品物が骨董品と呼ばれます。
骨董品と呼ばれる品の殆どは定価がなく、一見するだけでは正確な価値を見抜けない方も多いお品物です。
見るからに高そうなお品物、ガラクタのように見えるお品物も、是非一度、骨董品買取に強いいわの美術にご相談ください。
また、昔から家にあるけれど正確な年代が分からない、亡くなった家族のコレクションで詳細を説明できない、といった場合もご安心ください。
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