いわの美術では、ガラス工芸品に詳しい知識を持った鑑定士がしっかりと査定し、お客様のお持ちのガラス工芸品を高額買取いたします。
お電話一本で無料出張・無料査定をさせて頂いております。
木工、金工、染織など、人間の手が作り出してゆく様々な工芸ジャンルの中で、ガラス工芸だけが、天然に存在しないガラスという人口の材料を使う工芸です。
この素材の特殊性のため、ガラス工芸は独自の歴史をもち、またその独得の美を作り出しています。
ガラス工芸は、その透明性から光の性質や射しこむ角度により様々な色彩と輝きをみせ、アール・ヌーヴォ以来、近年ますます美術品としても貴重な素材となっています。
イタリアのヴェネツィアガラス、日本の江戸切子など、世界中に多くのガラス工芸がございますが、今日、世界中の多くのコレクターを魅了するフランスの有名な4つの工房・作家について、ご紹介致します。
1764年にフランス王ルイ15世により認可を受け創設。
最高峰のクリスタルブランドとして、そのデザインの伝統を守り続けています。
現代においても高い創造性を発揮し、フランス最優秀職人の称号M.O.F.を50人以上輩出。
バカラ製品は「クリスタルガラス」で作られており、その定義は、原料中の“酸化鉛”の割合が24%を超えるものを指すといわれます。しかし、バカラの場合は驚異の30%配合なのです。
その為、まるでダイヤのような輝きと重量感を作り出せるのです。
計算され尽くしたバランスの美しさ、力強さが、荘厳な雰囲気を感じさせます。
ルイ18世を皮切りにフランス王室は勿論、ロシア皇室、イギリス王室、さらに日本の皇室までもが、バカラを注文しています。
アール・ヌーヴォーとアール・デコの時代を駆け抜けた、宝飾とガラス工芸作家、ルネ・ラリック。
1920年代から1930年代にかけて、ルネ・ラリックの作品は世界中の感度の高い人々に愛され続けました。究極の美を追求しながらも、実用性を併せ持つラリックの芸術作品は時代を超えて愛され続け、その評価は高まるばかりです。
1878年に伝説的なフランスのガラス工芸のブランドと創立したドーム社。
ドーム社の特徴的な技法として、ガラス素地に絵模様を描いて、さらにガラスをかぶせる技術「アンテルカレール」と粉末状にした色ガラスをまぶして再加熱し、素地になじませる技術「ヴィトリフィカシオン」がある。
何世代にも受け継がれてきたこの技術は、今日フランス最高技術のガラス職人によってドームのクリスタルに生まれ変わっています。
1846年、フランス北東部ロレーヌ地方ナンシーで、鏡ガラス工場を経営する事業家、 シャルル・ガレの家庭に生まれた、フランス・アール・ヌーヴォー期を代表する芸術家エミール・ガレ。
ガレが手がけたガラス、陶器、そして家具には、さまざまな形で日本美術との結びつきが見受けられます。
また象徴主義の原動力として、その功績は 画家ギュスターヴ・モローと並んで、19世紀末フランスの代表的芸術家として、その名をとどめています。
現在、残された作品の芸術性の高さは、比類なき物と、世界的に再び評価されています。
また『藤田喬平』『岩田久利』『黒木国昭』等の国内作家物や、薩摩切子や氷コップなどの伝統工芸品や古硝子も買取強化しております。
ぜひ一度いわの美術へご相談下さい。