肩書きなど | 人間国宝、紫綬褒章 |
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紹介文 | 鳥取県で生まれた木工芸家です。 木工芸で人間国宝に認定されている作家です。 大学を卒業してからは美術教師をしながら木工制作を独学で学んでいました。 34歳の時に本橋玉斎に師事し、木工芸家の道を進み、さえらに氷見晃堂、竹内碧外に師事して唐木細工、指物など技法を学びました。 複雑な文様の木画に象牙や水晶、金銀などの材料を象嵌した技法は華麗で、日本伝統工芸展で受賞を重ねるようになります。 そして、宮内庁より東大寺正倉院宝物の復元模造を依頼され、勤めていた教師の仕事を辞め研究に専念しました。 長年の調査・研究によって途絶ていた錫の象嵌の技法を突き止め、その技法を見事復活させ、後の作品つくりに大きな影響を与えました。 それから2003年以降は作品の制作はしているものの、発表も販売もすることはなく、ようやく2012年になって練馬区美術館によって公開され、進化した作品たちが発表されました。 |
略歴 |
1937年 鳥取県で生まれる 美術教師になる 受賞する 受賞する 復元模造を完成し正倉院に納める 一切公開することがなくなった |