肩書きなど | 人間国宝、日本工芸会理事長、日展常任理事、東京藝術大学名誉教授、帝国芸術院会員、金沢市名誉市民、輪島市名誉市民 |
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紹介文 | 石川県で生まれた漆芸家です。 蒔絵で人間国宝に認定されている作家です。 兄に蒔絵漆芸を学び、東京美術学校漆工科で学びます。 その後、並木製作所に入社し、万年筆や喫煙具の漆工装飾を手掛けました。 中でも蒔絵万年筆は「ダンヒル・ナミキ」の制作指導にあたり、ドイツの工程が詔勅にサインする国璽用にも使われました。 また、学校教育にも長年携わり後進の指導に尽力しています。 伝統の輪島塗技法や螺鈿細工、平門技法などを尊重しながらもその伝統技法に現代感覚を組み入れた華麗な作品を展開し、漆工芸史に名を残す名匠として「漆聖」と呼ばれています。 |
略歴 |
1896年 石川県で生まれる 東京美術学校漆工科に入学する 帝国陸軍第九師団歩兵第七連隊第十二中隊へ 入隊する 朝鮮楽浪遺跡の出土漆遺品の修理を始める 入隊するも、終戦により除隊する 宮内省より委嘱される |