肩書きなど | 人間国宝、日本工芸会理事、日本文化財漆協会常任理事、漆工史学会理事、日本伝統工芸展特待鑑査委員、永青文庫評議委員 |
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紹介文 | 東京都で生まれた漆芸家です。 蒔絵で人間国宝に認定されている作家です。 漆芸家の家庭に生まれ、幼い頃から漆器とともに育ってきた室瀬は、東京芸術大学で学びます。 何層にも金と漆を重ね、研ぎあげる「研出蒔絵」という技法を得意としており、研ぎの工程で図柄を立体的に見せるようにする技術を持っています。 昔の蒔絵は平面的な仕上がりが多かったが、この技法によって現代蒔絵に革新をもたらしました。 目白で漆芸文化財研究所を開設し、歴史的価値のある漆器類(文化財)の修復にあたります。 当時は漆器を修復する専門家がおらず、数人の作家で修復にあたっていました。 現在では、文化財の保存修復という仕事を知ってもらい、やりたいと思う人物を育てることにも力を注いでいます。 また、企業とのコラボレーションも積極的に展開し、ノキア(フィンランド)の高級携帯電話ブランド「ヴァーチュ」の装飾を担当しました。 |
略歴 |
1950年 東京都で生まれる 修了する 従事する 受賞する 模造制作する 修復に従事する 「桜樹木地蒔絵」を制作する 受賞する |