肩書きなど | 無所属 |
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紹介文 | 東京都で生まれた洋画家です。 両親を早くに亡くし、姉に育てられました。 いとこの牧野信一は幻想文学で知られた作家で、信一からは「芸術家になるな」と言われていましたが、レンブラントの作品を観てから画家を志すようになりました。 東京美術学校に通いますが、戦争によって出征となり、戦争から戻ると自室にこもって自画像ばかりを描き続けていました。 また、東京空襲や被ばくして数日後の広島の町を見た経験から、戦争のむごさを訴えた100号の大作を後に制作しています。 どの美術団体に所属することなく、個展やギャラリーを中心に作品を発表し続け、個展とともに住む場所を変える生活を送っていました。 外国人からの依頼も多く、アメリカに渡った作品の所在は不明となっています。 光と影のバランスを生涯かけて追求し、美術解剖学を学んだデッサン力でリアルに描かれた作品は見る者を圧倒させる力を持っています。 |
略歴 |
1925年 東京都で生まれる 表紙絵、挿絵を担当する |