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作家紹介

柴田是真 しばた ぜしん

肩書きなど 別号は令哉(画)、古満(蒔絵)
帝室技芸員
 紹介文 江戸で生まれた蒔絵師です。
11歳の時に蒔絵師・古満寛哉に師事し、日本画を鈴木南嶺に学びました。
その後、鈴木の紹介で京都の岡本豊彦に入門して四条派の写実技法を学びました。
江戸に戻り、蒔絵作品の制作をはじめ、当時としては珍しい下絵から一貫して自ら制作していました。
これは、絵師としての修行を積んだ事で今までにない、洒落と遊び心に満ちた斬新な作品を制作するには自ら一貫して制作しないと良い作品は出来ないと考えたからです。
また、青海波の技法や漆絵の技法を創案し、日本画などの平面作品にも多数の秀作を残しています。
略歴

1807年 江戸で生まれる
1818年 古満寛哉に蒔絵を学ぶ
1823年 鈴木南嶺に四条派の画を学ぶ
1830年 岡本豊彦の弟子となる
1841年 東北各地を巡る
1854年 母親と妻を亡くす
1855年 再婚する
1863年 再婚した妻も亡くす
1873年 ウィーン万国博覧会進歩賞牌を受賞する
1878年 剃髪する
1886年 皇居の杉戸絵を描く
1890年 帝室技芸員となる
1891年 7月13日逝去

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