肩書きなど | フローレンス美術院会員(イタリア)、王立アカデミー会員(ベルギー)、和歌山県文化功労賞 |
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紹介文 | 和歌山県で生まれた版画家です。 代々「儀兵衛」を名乗るヤマサ醤油の創業家である浜口家の10代・浜口儀兵衛の三男として生まれました。 しかし、芸術家になろうと東京美術学校に進学し彫刻科を専攻しましたが、梅原龍三郎の助言により東京美術学校を中退しパリへ渡りました。 西洋芸術の本場で油彩、水彩、銅版画など幅広い制作活動を行っていましたが、第二次世界大戦によって帰国します。 終戦後は再度フランスへ渡り、フランスを制作活動の拠点とし、制作活動を再開させました。 銅版画の一種であるメゾチントを復興させ、カラーメゾチントの開発者として国際的に知られるようになり、様々な展覧会に出品しています。 モチーフとしてブドウ、さくらんぼ、くるみなどの小さな果物や貝、蝶などの小動物を多く取り上げ、空間を広く取った画面構成で逆に小さな対象物を際立たせる手法で作品を制作しています。 また、フランスからサンフランシスコへと活動の拠点を写し、晩年は日本へ戻り個展を開催していました。 |
略歴 |
1909年 和歌山県で生まれる 美術館賞、サンパウロ・ビエンナーレで 大賞を受賞する 受賞する 受賞する アカデミー賞を受賞する グランプリを受賞する 個展を開催する 作品が採用される 回顧展を開催する 受賞する 「浜口陽三・南桂子二人展」を開催する |