肩書きなど | 日本で最初の洋画家 |
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紹介文 | 江戸で生まれた日本で初めての本格的な洋画家です。 佐野藩士の子として生まれ、幼い頃から狩野派、北宗画を学んでいました。 婿養子であった父親が離縁したため祖父母のもとで育てられました。 祖父に祖父について家業の剣術指南役を継ぐために剣術修行と繁務に忙しくしており、絵を学ぶ時間がなかなかとれませんでした。 しかし、病弱だったことから剣術の稽古を満足出来ない日々が続き、祖父は由一の画家になりたいという気持ちを理解し、画家としての道を歩む事を許し本格的に絵を学ぶようになりました。 蕃書調所の画学局に入局し、川上冬崖に師事し、イギリス人画家・チャールズ・ワーグマン、イタリア人画家・アントニオ・フォンタネージにも師事しました。 また、西洋の石版画を見てからは油彩という斬新な技法で、日本の絵画にはなかったリアリズムの実現に向けて尽力します。 画塾天絵舎を創設、原田直次郎や高橋源吉ら多くの弟子を輩出しています。 |
略歴 |
1828年 江戸に生まれる 指導を受ける |