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作家紹介

小杉放庵 こすぎ ほうあん

肩書きなど 本名は国太郎
別号は未醒(みせい)
 紹介文 栃木県で生まれた洋画家、日本画家です。
二荒山神社の神官・富三郎の子として生まれました。
中学を中退して洋画家・百城文哉に師事して、一度は許しを貰わずに上京してしまいましたが、再び入門し、きちんと許しをもらってから画家を志して上京しました。
不同舎で油彩画を学び、太平洋画会に入会してからは未醒と号して作品を発表するようになります。
フランスへ渡る機会があり、そこで西洋画を学びますが、帰国してからは水墨画を手掛けるようになりました。
また、テニス、野球、空手などスポーツも好きで、テニスにぴては、東日トーナメント(現・毎日テニス選手権)ベテラン男子の部で針重敬喜とのダブルスで3回の優勝を果たしています。
略歴

1881年 栃木県で生まれる
1896年 五百城文哉に絵を学ぶ
1900年 不同舎に入門する
1902年 太平洋画会に入会する
1903年 近時画報社に籍をおいて挿絵、漫画を描く
1905年 従群記者として戦地に派遣される
1908年 美術誌「方寸」の同人となる
1913年 フランスに渡る
1914年 帰国すし、水墨画を手掛けるようになる
1917年 二科展を脱退する
1920年 日本美術院を脱退する
1922年 春陽会を設立する
1924年 号を放庵と改める
1925年 東京大学安田講堂の壁画を手掛ける
1927年 都市対抗野球大会の優初期の

      デザインを手掛ける
1929年 中国を旅行する
1935年 帝国美術院会員となる
1958年 日本芸術院会員を辞任する
1964年 4月16日逝去

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