肩書きなど | 日展審査員、日展会員、紺綬褒章 |
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紹介文 | 栃木県で生まれた洋画家です。 幼い頃から絵を学び、川端画学校では日本画を学びました。 東京美術学校では西洋科へ進み、在学中に帝展で初入選を果たします。 その後は帝展、新文展で出品を重ねます。 画家として良いスタートとなりましたが、当時ヨーロッパで起こっていた芸術運動の影響で、自分は何を描きたいのか分からなくなり、長いスランプに陥ってしまいます。 紆余曲折しながら、時代に流されるのではなく、本来の自分のスタイルである写実中心の作風を貫くことを決意し、度々、写生旅行で日本全国を巡るようになりました。 また、ペインティングナイフのバネの反動を利用して生乾きの絵具を重ねていくアクション・ペインティング風の独特の画風を生み出し、作品にさらなる深みを出す事に成功します。 自宅に庭に自然のままの姿で植えられた草花をモチーフにする事が多く薔薇などの静物を題材にした作品を残しています。 |
略歴 |
1906年 栃木県で生まれる 和田英作の指導を受ける |