肩書きなど | 狩野グラススタジオ代表 |
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紹介文 | 東京都で生まれたガラス工芸家です。 室町時代から江戸時代にかけて活躍した日本画家・狩野派の系譜で、狩野友信は母方の曽祖父という家に生まれました。 幼い頃から絵画教室に通い、父親がクラシックを聴くのが好きだったため、家の中では常にクラシックが流れている環境で育ちました。 そのため、現在のスタジオでのもクラシックをかけて作業を行っています。 大学では日本画を学び、CM制作会社に入社しました。 しかし、バイクで事故を起こして入院することになり、仕事に大きな影響が出てしまいました。 その時、友人の父親で版画家・吉田穂高が趣味でガラス工芸をやっているのを見学した時に感じたガラス工芸の素晴らしさと、一人でも仕事が完結できる事を思いだし、ガラス工芸の道を進む決心をしました。 はじめは自宅で制作活動を行っていましたが、結婚を機に実家を出る事となり、大きなものも制作したいと思い、敷地の広い山梨県の物件を借りてスタジオを設立します。 しかし、妻も東京で仕事を持っていたため、別々で暮らしながら制作活動を続けました。 しばらくしてから、東京に良い物件が見つかり、東京にスタジオを移しました。 パート・ド・ヴェールという古代メソポタミアから使われている技術で制作していますが、他のパート・ド・ヴェールの技法を使う作家と違って、原型となる鋳型を粘土などで作らず、宙吹きガラスで制作し、その周りを石膏で包み、原型と後から入れ込んだガラスが溶け合い、ダイナミックな動きのある作品を制作しています。 |
略歴 |
1958年 東京都で生まれる 卒業する プリエトエステバンスタジオで学ぶ 狩野グラススタジオを設立する |