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作家紹介

小堀遠州 こぼり えんしゅう

肩書きなど

本名は政一
通称は遠州
号は宗甫

遠州流の祖

 紹介文 江戸初期に活躍した大名、茶人で、茶道、書、陶芸、歌道などに秀でていました。
近江の国に生まれ、幼少の頃から父親に英才教育を受けて育ち千利休の茶道も学びました。
豊臣秀吉の家臣をつとめていたときに古田織部に茶道を学び、徳川幕府のもとで大名となり、三代将軍家光の茶道指南役をつとめました。
小堀遠州の茶の湯は「きれいさび」と称され、現在まで遠州流(小堀遠州流)として続いています。
この「きれいさび」と呼ばれるようになったのは、織部の持っていたアンバランスな美に代わって、優美で均衡のとれたきれいさびといわれる茶の湯を創造した事からこう呼ばれるようになりました。
高取・丹波・信楽・伊賀・志戸呂など国焼の茶陶の指導にも尽力し、中国、朝鮮、オランダなどの海外への茶陶の注文にも力を注ぎました。
また、生涯で開いた茶会は400回にもおよび、招いた客は2000人以上といわれています。
略歴 1579年 現・滋賀県で生まれる
1585年 郡山に移る
1595年 伏見に移る
1598年 徳川家康につかえる
1604年 父親が亡くなり、1万2460石を継ぐ
1608年 駿府城普請奉行となる
1617年 河内国奉行を兼任する
1619年 近江小室藩に移封される
1622年 近江国奉行に任ぜられる
1624年 伏見奉行に任ぜられる
1647年 3月12日逝去
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