楽家11代
本名は惣吉のち吉左衛門、喜貫
別号は雲亭
千家十職の一つ、楽焼の茶碗を作る茶碗師の樂家が代々襲名している名称で、その11代目です。丹波国南桑田郡千歳村(現・京都府亀岡市千歳町)の酒造業を営む小川直八の三男として生まれました。婿養子として楽家に入り、家督を襲名してからは幕末〜明治にかけての動乱期で茶の文化が廃れていきました。
このままでは家の存続の危機となるため、その対策として立体的な置物などを作り、家を存続させました。旧大名家の華族などに作品を納めるなど活躍をしています。
1817年 現・京都府で生まれる1845年 11代・楽吉左衛門を襲名する1848年 有栖川宮家に茶器を献上する1865年 孝明天皇のご用命で雲鶴の
火鉢数個を納める1866年 孝明天皇のご用命で茶碗を納める1871年 隠居して慶入を名乗るようにある1902年 1月3日逝去
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