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作家紹介

イサム・ノグチ 

肩書きなど 日本名は野口勇
ナショナル・スカルプチャー協会会員、コロンビア大学名誉博士号、アメリカ国民芸術勲章、勲三等瑞宝章
 紹介文 アメリカ人の母と日本人の父親を持つ日系アメリカ人の彫刻家です。
世界各国を巡り、そこで得た経験を自分の作品の中に取り入れ世界を代表する彫刻家となりました。
第二次世界大戦勃発にともないアメリカ国内での日系アメリカ人への強い反感はノグチが政治的活動をするきっかけとなりました。
「民主主義のための二世文筆家と芸術家の動員」を組織し活動を始めます。
在米日系人の強制収容が行われた際は、自ら志願して拘留されました。
生涯、特定の芸術家のグループや運動などには参加しませんでしたが様々な世界の芸術家たちと交流し、多くの作品を手掛けました。
また、家具やインテリアの大量生産化にも積極的に参加し、日本の提灯からヒントを得て作られた「AKARIランプ」などのノグチのデザインは現在も製造が続けられています。
略歴

1904年 アメリカ・ロサンゼルスで生まれる
1907年 母親と来日する
1910年 野口勇として森村学園付属幼稚園に通う
1911年 神奈川県茅ケ崎に転居する
1913年 イサム・ギルモアとしてセント・ジョセフ・

      インターナショナル・カレッジへ転入する
1915年 休学して母親の個人授業を受け、

      指物師について学ぶ
1918年 アメリカへ渡りラ・ポート高校へ通う
1922年 高校を卒業い、ガッツォン・ボーグラムの

      助手となる
1923年 コロンビア大学医学部へ入学
      レオナルド・ダ・ヴィンチ美術学校の

      夜間クラスに通う
      ナショナル・アカデミー・オブ・デザインに

      出品する
1925年 初めての演劇関連のデザインを手掛ける
1927年 グッゲンハイム奨学金でパリに留学
      コンスタンティン・ブランクーシに師事する
1928年 奨学金延長が認められず帰国
      ニューヨークにアトリエを構える
1935年 ニューヨークの邦人美術展に出品する
1941年 在米日系人の強制収容所に拘留をを志願する
1947年 ジョージ・ネルソンの依頼でインテリアの

      デザインを手掛ける
1950年 来日して三越で個展を開く
1951年 リーダーズダイジェスト東京支社の造園の

      仕事依頼を受け来日する
      「AKARI」シリーズのデザインを始める
1961年 ロング・アイランドシティにアトリエを構える
1964年 IBM本部の庭園を設計する
1968年 ホイットニー美術館で回顧展が開催される
1969年 シアトル美術館に彫刻作品「黒い太陽」を設置する
      アメリカと日本を制作の拠点とする
1970年 日本万国博覧会の依頼で噴水を設計する
1974年 東京の最高裁判所の噴水を設計する
1984年 コロンビア大学名誉博士号を授与される
      ニューヨーク州知事賞を受賞する
1987年 アメリカ古億明芸術勲章を受勲する
1988年 勲三等瑞宝章を受章する
      北海道のモエレ沼公園の計画に取り組む
      心不全のため12月30日逝去

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