お写真のお品は、お買取したマイセンのペアカップ&ソーサーです。
お買取したのは、マイセンが誇る柿右衛門様式を御所車花模様のパターンのお品です。
有田焼の三大様式のひとつである「柿右衛門様式」の特徴は、色絵がより美しく映えるようにと開発された乳白色の上質の素地「濁手」にあります。
この柿右衛門様式の濁手の作品は、江戸時代のオランダ貿易でヨーロッパに多く輸出されました。
柿右衛門様式の花鳥図などの美しい色絵は、ヨーロッパの王侯貴族の心をとらえ、東洋の美しい陶磁器は多くの西洋の人々が憧れの的でした。
ヨーロッパで最も長い歴史を持つドイツのマイセン窯でも、柿右衛門様式などの東洋の絵柄を真似することからスタートし、そして独自のシノワズリ(東洋趣味)へと発展していきました。
買取したマイセンの御所車花模様は、マイセンのシノワズリの中で最高位の柿右衛門様式の中でも一、二といわれる品格の高いパターンです。
ソーサーの中央下に美しいブルーの御所車と、周りに萩などの東洋の花々が配された、東洋への憧れを模したマイセンの職人ならではの作品です。
1709年、ヨーロッパで初めて白磁の製造に成功したーロッパ最古の窯であるドイツのマイセン。いわの美術では、年間多くのマイセンの買取実績を誇っています。
マイセンの特徴といえば、抜けるような美しい白の白磁と、交差した2本の剣がトレードマークです。
いわの美術では、マイセンの一番人気とされているアラビアンナイトシリーズや、定番人気のザクロが描かれたブルーオニオン、今回買取の柿右衛門様式など、様々なマイセンのシリーズをお買取しております。
300年以上の歴史ある名窯マイセンのアンティークな作品はもちろん、現代マイセンもお品物により高価買取り致します。
またマイセンのテーブルウェアだけでなく、コレクターの多い陶器人形や陶板なども、人気が高く、高価買取が期待できます。
市場でも人気の高いマイセンは、偽物も多く出回っており、精巧にできた贋作は、一般の方では判別するのが難しいかもしれません。いわの美術では、年間多くのマイセンの買取を行っており、マイセンの買取経験豊富な専門の査定スタッフがおりますので、マイセンの買取のご依頼は是非、いわの美術にご相談ください。
買取査定は無料で行っており、万が一買取が成立しない場合でもお客様への費用の請求などはございませんので、お気軽にお問い合わせください。