今回お買取したお品物は、2002 FIFAワールドカップ記念貨幣でした。
この記念貨幣は全てがコレクター向けにフロステッドプルーフという鏡面処理が施されており、通称「プルーフ貨幣」といわれています。
また1万円金貨・千円銀貨の2点セットは、平成14年に実際に発売されていた金額は4万5千円で、1万円金貨単独は4万円、千円銀貨単独は6千円となっていました。
お買取した記念貨幣は、目立つようなひどいスクラッチ(キズ)やバッグマーク(当りキズ)などもなく、専用ケースなど付属品も揃っている素敵なお品物でした。
今回は2002 FIFAワールドカップ記念貨幣のお買取となりましたが、記念貨幣には注目ポイントがあります。
仮に、A「額面10万円で重量が20gの金貨で販売価格が11万円」、B「額面1万円で重量が20gの金貨で販売価格が4万円」、C「額面1万円で重量が20gのプルーフ金貨で販売価格が8万円」の3つ金貨があるとします。
この3つは、重量が同じ20gなので金相場で考えると同額ですが「記念金貨=金」ではなく「記念金貨=貨幣」となり、さらにプレミアが付くため通常の貨幣と同じ価値ではなく「プレミアム型記念貨幣」という扱いになります。
プレミアム型記念貨幣も金貨であることに違いはないので、金の価値が上がればそれに連動して金貨の価値も上がるようになっており、その時々の金の価値によりますが現在は額面のおよそ7倍の値が付きます。
ちなみに、Aの金貨は現在の金相場では額面以上というのは難しいです。
Bの金貨は、(額面1万円×7倍=7万円)−販売価格4万円=差額3万円。
Cの金貨は、(額面1万円×7倍=7万円)−販売価格8万円=差額1万円。
となり、売却する際に最もお得なのはBの記念貨幣ということになります。
ご自宅に保管してある記念貨幣を売却する予定はありませんか?
記念貨幣買取に力を入れている、いわの美術なら記念貨幣買取実績もしっかりとございますので、安心のできるお取引が可能です。
また倉庫などで眠っていた記念貨幣を銀行に預けてしまうと、額面通りの預金にしかなりませんのでこのようなことが起こる前に、記念貨幣高価買取も期待できる、いわの美術までお気軽に、お電話、メールにてご相談下さい。