今回、いわの美術がお買取りしたお品物は、古九谷焼の大皿です。
古九谷焼は江戸時代前期に肥前有田で焼かれていた焼物の総称で、伊万里焼とも呼ばれています。
中国の模倣に始まった焼物でしたが、日本独自の発展を遂げ、海外に輸出されるほど人気を得た焼物として知られています。
お買取りした古九谷焼の大皿は直径64cmと飾り皿としてもその存在感を十分に感じる事のできる大きさでした。
七福神の一人である福禄寿をモチーフの中心とした作品で、経年の劣化で傷や汚れは見られましたが、貴重な古九谷焼の大皿という評価で買取を行いました。
古九谷焼とは焼物の名称ではなく、江戸時代前期に肥前有田で焼かれていた焼物だというお話は先ほどもしましたが、この時代に作られた古九谷焼には高台にお写真のような「角福」と呼ばれる銘が良く使われています。
これは中国で使われていた吉祥を意味する銘款のひとつで、特定の窯や作者を示すものではございません。
そのため、様々な窯でこの銘が広く使用されており、古九谷焼の特徴の1つといえます。
その中でも特に有名なのが、古九谷窯跡地に作られた吉田屋窯です。
再興九谷で一番の名声を博した吉田屋窯は1824〜1831年という短い期間の間に絵師を思わせるような素晴らしい古九谷焼を残しており、コレクターの間でも人気の高いお品物となっております。
いわの美術では古九谷焼の買取に力を入れており、日本全国で古九谷焼の買取を行っております。
古九谷焼は骨董品としても特に有名で、某人気鑑定番組でもよく登場する焼物です。
そのため、偽物も多く出回っており、鑑定してみると残念な結果が出る事もよくございます。
いわの美術では鑑定・査定料をお客様から頂く事は行っておらず、すべて無料で対応しております。
古九谷焼を持っているけれど、本物か偽物か分からない…というようなお品物でもお気軽にご相談下さい。
弊社が提示する買取額にご納得頂ければ、その場で買取の手続きを行います。
いわの美術では丁寧で迅速な対応を心掛けておりますので、古九谷焼のご売却をお考えでしたら、まずはいわの美術までご相談下さい。