最初にデザインを決めると、それを表面の模様などすべて原寸大で描く。木型と呼ばれる鉄板で描いたものを実際に作る。
これを3つ作り、回転させ鋳型を作る。そして中子と呼ばれる木型より一回り小さい物を作る。鉄瓶に空洞を開けるためのものである。できた型を乾燥し、焼いて、銑鉄を流しこむ。型から取り出した鉄瓶を800〜1000度の木炭で焼き、磁性酸化被膜を付け、錆を防ぐ。金気止めと呼ばれ、この南部鉄器から技法が広がった。
茶釜も鉄瓶も鉄でできていますので、保管が雑ですと錆が出てしまいます。錆をほっておくと穴が開きますのでご注意を。
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