こちらは横浜市港南区でお買取りさせて頂きました、大川薫さんの玻璃茶碗です。
金箔と透き通ったガラスが美しく、とても涼しげで夏にぴったりの茶道具となっています。
今年も残り僅かとなり、年末に向けて御自宅や御実家の整理など忙しいかと思います。
ご処分、ご売却をお考えのお品物がございましたら、いわの美術にお任せ下さい。
玻璃茶碗の玻璃(はり)というのはガラスのことで、写真でも分かるようにお品物はガラスの茶碗です。
ガラスの茶碗というのは夏に好まれる茶道具で、他にガラスの水指やガラスの鉢などもよくお買取りさせて頂いています。
ガラスを指す言葉は多く、玻璃の他に琉璃(るり)や硝子(しょうし)、ビードロ等もガラスを意味します。また茶道具では義山(ぎやまん)という呼称もよく使われます。
いわの美術ではガラス茶碗の買取を行っています。
木箱が無く作者の分からないお品物でも丁寧に拝見させて頂きます。
ガラス茶碗の買取はいわの美術にお任せ下さい。
今回のお品物の作者は津軽びいどろを作られる大川薫さんです。
津軽びいどろは紀元前一世紀頃から受け継がれてきた宙吹きの技法で、流麗なガラスの美を創りあげてきました。
その確かな技から青森県の伝統工芸品にも指定されています。
大川薫さんは新潟県の出身で津軽びいどろを扱う北洋硝子に入社し、各地個展やガラス展への出品を行いました。また東北ガラスアート展で大賞を受賞するなど広く活動されています。
香炉や水指、茶碗など茶道に用いられる品物の制作も多数行っており、いわの美術では大川薫のガラス作品の買取りを強化しています。