こちらのお写真のお品物はモーリス・ド・ヴラマンクの銅版画です。
モーリス・ド・ヴラマンクはフォーヴィスムを代表する19世紀末〜20世紀にかけて活躍したフランスの画家で、人の指図を嫌い誰かに絵を習ったわけではなく、自分に正直に描いた作風を示していたため「本能の画家」と呼ばれていました。

こちらのお写真のお品物は勝呂忠(すぐろただし)の油彩画「レダ」です。
勝呂忠は抽象画家として有名で、モダンアートの発展に尽力した事で知られています。
イタリアへ留学した際は古代中世のモザイク画を学んでおり、多くの実績と高い表現力を持っています。
モダンアート協会を脱退した後は無所属作家として活躍を見せ、練馬区立美術館、神奈川県立近代美術館などに作品が収蔵されています。

こちらのお写真のお品物は、東京藝術大学名誉教授をつとめ日本画家として活躍した工藤甲人(くどうこうじん)のリトグラフ「星占いの鳥」です。
工藤甲人は創画会会員として活躍を見せ、自然の中にある昆虫や小動物、植物など繊細な描線で描く事で知られています。
また、群青などの単色岩絵具で色面を大きく取り、装飾的に見せる構図を得意としています。

こちらのお写真のお品物は、19世紀末から20世紀前半にかけて活躍したフランスの洋画家ラウル・デュフィのリトグラフ「ドーヴィル港のヨット」という作品です。
ラウル・デュフィは「色彩の魔術師」という異名を持ったフォーヴィスムの画家ですが、他のフォーヴィスムの画家たちとは違った独特の世界観に人気が集まっています。

こちらのお写真のお品物は、福岡県出身の洋画家・小田和典(おだわてん)の油彩画「パレスチナ風景」です。
小田和典はシルクロード・アフリカ・中南米・ヨーロッパを積極的に取材旅行し、多くの風景画や現地の人々の姿を描いてきました。
そのためシルクロードの巨匠とも呼ばれています。

こちらのお写真のお品物は、日本画のコレクター様よりお譲り頂いた西野新川(にしのしんせん)の日本画です。
西野新川は南画院文部大臣賞や日中水墨展総理大臣賞を受賞し、日展会友として活躍を見せた山口県出身の日本画家です。
2008年にこの世を去っている事から、新しく作品が制作される事はないため、中古市場が注目されています。

こちらのお写真のお品物は、近代フランスを代表する画家モーリス・ユトリロのリトグラフ「静物画」で、モーリス・ユトリロは高いデッサン力を持つ女流画家シュザンヌ・ヴァドランの息子でもあります。
しかし、お互いに干渉する事はなく独自の作風を築きあげ、それぞれ高く評価されています。

こちらのお写真のお品物は日本画家・三輪良平の作品で版画「二人舞妓」という作品で、エディションナンバーから250枚刷られた事が分かりました。
三輪良平は裸婦や大原女、舞妓を題材に清麗な女性美を描き出す事で知られています。

いわの美術では日本画の買取に力を入れております。
肉筆の作品であれば高価買取も期待できますのでお気軽にご相談下さい。

こちらのお写真のお品物は西山英雄の日本画で独特の力強いタッチと大胆な構図が実に見事な作品です。
日本画は岩絵の具を何度も塗り重ねて色を濃くしていくため、油彩画とは違った技量が必要となってきます。
そんな日本画ならではの透明感と油彩画のようなタッチは京都画壇の中心人物として活躍した西山英雄ならではのものです。

こちらのお写真のお品物は上尚司の油彩画です。
上尚司は東京都出身の洋画家で、どこの団体にも所属せず、写実的な女性像を描き、個展を中心に活動を続けています。