今回いわの美術がお買取したお品物はフランスを代表するフォーヴィスムの画家として知られるモーリス・ド・ヴラマンクの銅版画です。
モーリス・ド・ヴラマンクはフランス・パリで音楽家の息子として生まれました。
しかし、人に指図されるのを嫌い、自分の才能以外の何ものも信じない性格であった事から伝統を受け継ぐ事や誰かから教育を受ける事を拒否し、絵も幼い頃に少し手ほどきを受けた程度でそのほとんどが独学でした。
アンドレ・ドランと意気投合した事をきっかけに共同でアトリエを構えるようになり、パリの画廊で開かれていたゴッホ展で大きな影響を受け、それは作風に表れていきました。
さて、今回お買取りしたモーリス・ド・ヴラマンクの銅版画ですが、「Le Champ de Ble」というタイトルが付けられており、フランス語で「小麦畑」という意味を持ちます。
フランスの郊外では良く見られる風景で、モノクロの画面であっても空や小麦畑、建物の色などが見えてきそうな素晴らしいお品物でした。
いわの美術ではモーリス・ド・ヴラマンクの作品の買取を行っており、お品物によっては出張買取で対応しております。
今回はモーリス・ド・ヴラマンクの銅版画でしたが、この他にリトグラフや肉筆の油彩画などがあり、どの作品も買取対象のお品物です。
描かれているモチーフや作品の大きさ、またリトグラフなどの複製画は全部で何枚制作されたかなどが買取額に影響してきます。
お問合せの際はできるだけ詳しい情報をお伝え頂けると査定がスムーズに進みます。
モーリス・ド・ヴラマンクの作品買取なら、実績のあるいわの美術にお任せ下さい。
