今回、お買取りせていただいたのは、日本画家・梅原龍三郎の飾り扇「扇面裸婦図」です。
梅原龍三郎は日本で伊藤快彦、浅井忠に師事して日本画を学び、その後フランスでルノワールに師事し、油彩と日本画の技術を融合させた独特の艶のある日本画を築きあげました。
桜島や霧島などの山の風景を好み、戦後は軽井沢にアトリエを築き、浅間山の風景を描いた作品を多く残しています。
また、人物は裸婦像が多く、今回のお買取りした扇子に描かれているのも裸婦図でした。
絵画をはじめ、飾り扇や掛軸などはシミや汚れ、多少の傷(破れや折れ)がありますと査定に大きく影響してきます。
陽の当る場所、湿気が多い場所での保管は作品に傷がつく恐れがありますので、避けていただいた方が良いかと思います。
また、箱に入っているものに関しても箱があるとなしでは査定に影響してきますので、捨てずに大切に保管しておいてください。
いわの美術では、日本画などの美術品をはじめ、美術品、骨董品、茶道具、書道具、洋食器、ブランド品、お酒などの買取りを日本全国で行っております。
査定は無料で行っておりますので、御売却をお考えのお品物がございましたら電話かメールにてお問合せください。
また、買取れる数がたくさんある場合は、出張費無料で買取りにお伺いする場合もございます。
その際は、査定担当の物と日時の打ち合わせをしてからのお伺いになりますので、御希望日を担当の者にお伝えください。