今回、いわの美術がお買取りしたお品物は、獅子香炉です。
素材は寿山石と呼ばれる中国で採掘される石で、現在までで数百種類以上が採掘されてきました。
寿山石は翡翠や水晶と比べて繊細な彫刻が出来るのが特徴で、今回の獅子香炉は細部まで緻密に彫られており、透かし彫りも素晴らしいお品物でした。
香炉は香をたくために使用する以外にも鑑賞する事も多いため、こういった手の込んだ作品が多く見受けられます。
今回、お買取りした獅子香炉も石の色を上手く利用したデザインで、香炉としても美術品としても価値のあるお品物として買取を行いました。
寿山石は産出する山脈により「高山系」「旗山系」「月洋系」の3大系列に分けられ、さらに細かく「田石」「水坑石」「山坑石」「旗山石」「月洋石」と5つの種類に分ける事ができます。
昔はこのように沢山の種類の寿山石が採掘されてきましたが、現在は政府の規制と天然石である事から限りある資源も枯渇してきており、良質の寿山石が採掘できなくなってきたのが現状です。
そのため、年々、価格が上昇している石でもあり、偽物も多く出回っております。
また、彫り味の良さから彫刻作品はもちろん、篆刻の印材としても多く使用されており、需要の高いお品物である事が中古市場での買取額を高くしている要因となっております。
いわの美術では原石のままの寿山石や美術品に加工された寿山石、どちらでも買取る事ができます。
中国美術に多い香炉は細部にまでこだわった緻密で素晴らしい彫り物がされている事が多く、美術品としての価値が高いお品物が多くございます。
香炉は、寿山石以外にも象牙、翡翠、水晶、陶磁器など様々な素材で作られています。
使われている素材によっても買取額が変わってきます。
特に象牙でできた香炉は、貴重で高価買取が期待できる香炉の1つです。
香炉のご売却をお考えで、素材が分かるようでしたら、お問合せ時に素材の事もご一緒にお伝え下さい。
分からない場合は、お写真をメールに添付していただければ弊社でお調べしてから査定額をお伝え致します。
香炉のご売却をお考えでしたら、年間に多くの香炉の買取実績のある、いわの美術にお任せ下さい!!