歌川国芳は江戸時代末期に活躍し、現在でも「江戸末期を代表する浮世絵師」と賞賛されています。 画想が非常に豊で、これまでの浮世絵には見られなかった斬新な作風を得意としています。
この「きたいな名医難病療治」は1864年に出版されたもので、当時では珍しい女医である「名医こがらし」が弟子を使って摩訶不思議な治療を行っている様子が描かれています。
浮世絵は、巻物などに手描きで描かれた肉筆浮世絵と、刷り物として量産が可能な木版画がありますが、一般的に浮世絵と呼ばれているものは木版画です。 肉筆浮世絵は当時の富裕層から人気があり、木版画は町人などの一般大衆から高い人気を誇っていました。
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