お写真のお品物は、鈴木華邨の掛軸で、詩文が書かれており、この詩文は谷鉄臣が書いています。
鈴木華邨は明治から大正にかけて活躍した日本画家で、谷鉄臣は幕末から明治時代に活躍した政治家で、どちらも有名な方でしたので、掛軸自体の傷みはございましたが、幸いにもメインとなる部分にシミや汚れがほとんどなかった事が評価され、買取を行いました。

お写真のお品物は、宗星石の掛軸「雪景山水図」です。
宗星石とは、宗氏第37代にあたる宗重望の雅号で、別号に白雲山樵、小雲山房主人、疎雨亭などがございます。
南画家として、美術年間にも紹介されるほど評価を得ている宗星石ですが、画家が本業ではなく貴族院議員が本業でした。
下村観山は「彼が画を業としたのであれば、玄人はさぞ難儀するであろう」と語っているほど、画の才能があった人物です。
いわの美術では、掛軸の買取を強化しており、古い掛軸には骨董品としての価値があるため、高価買取となる場合もございます。

お写真のお品物は、吉田廣洋の掛軸です。
画題は「義花小禽」と記されており、画題通り、藤と桜文鳥が描かれた春に飾るのにピッタリな掛軸です。
共箱はございませんでしたが、軸の裏に作者名や画題などが書かれたものが貼り付けられていました。

いわの美術では掛軸以外にも油彩画、水彩画、版画などの絵画や美術品の買取を日本全国で行っております。

お写真のお品物は森徹山の掛軸です。

森徹山は、江戸時代後期に大坂で活躍した森派、四条派の絵師です。晩年には円山応挙の弟子となり、江戸へ下り、京風の画を江戸に伝えた人物です。

掛軸の買取には、まず誰の作品であるか、また、落款や署名があるか否かによっても買取査定額が変わってきます。

いわの美術では、買取実績や市場価格などを調査し、適正な買取見積り額をご提示させていただきます。

お写真のお品物は寺崎広業の掛軸です。

寺崎広業は放浪の画家と呼ばれ、日露戦争の時は従軍画家をつとめた事があります。
歴史画、風景画、そして南画風の作品を手掛けています。
また、美人画を描いていた頃もあり、挿絵の仕事をした事もあります。
一説には門下生が200人いたといわれ、亡くなった時は3000人もの人が葬儀に列席したそうです。

お写真のお品物は筧克彦の「神四十八こゑの歌」を軸装にした物です。
筧克彦は神道思想家として活躍した日本の法学者で、天皇中心の国家主義をとなえて皇国精神の高揚に大きく貢献したとして知られています。
「大日本帝国憲法の根本義」など著作も多く、亡くなってから勲一等旭日大授章が贈られています。

いわの美術ではこうしった思想家の書や掛軸の買取も行っております。

お写真のお品物は松林桂月の掛軸「秋景山水図」です。
松林桂月は日本画家として「最後の文人画家」とも言われており、渡辺崋山や椿椿山ら崋椿系の流れをくむ精緻で謹直な描写を基礎に、近代の写生画の流行を十分に反映させた品格の高い作風で知られています。
また、南画の表現に新しい世界を開拓したとして南画界の重鎮とも言われています。

いわの美術では松林桂月の作品の買取を行っており、松林桂月以外の作家の日本画の買取も行っております。
日本画のご売却をお考えでしたら、いわの美術にお任せ下さい！！

お写真のお品物は國井應陽の掛軸「旭日静波図」です。
國井應陽は円山応挙6代目の子孫として、円山派の画家として活躍しました。
号に謙斎、愍軒等、子静があり、父も同じく円山派の画家で円山応挙5代目として活躍した國井応文で、國井應陽は父に画を学びました。
掛軸に描かれている「旭日静波図」は元旦に飾るにふさわしいモチーフとして人気があります。

いわの美術では掛軸などの日本画をはじめ、油彩画、水彩画、版画など絵画の買取に力を入れております。

お写真のお品物は西村五雲の掛軸「紅椿」です。

絹に直接描いた肉筆の作品で、共箱と外箱付で買取を行いました。
西村五雲は明治時代から昭和時代に活躍した日本画家で、花鳥画・動物画を得意とした日本の美術界に大きな影響を与えた事でも知られています。

いわの美術では掛軸をはじめ、額装、版画、色紙絵の日本画の買取も行っております。