今回、いわの美術がお買取したお品物は、掛軸で、作者は吉田廣洋です。
画題は「義花小禽」と記されており、その画題通り、満開の藤とその枝に止まる桜文鳥が描かれた春にぴったりな掛軸でした。
多少のシミや軸のヒビ割れがあり、長年丸めたまま保管してあったせいか、シワが多く残っていたため、買取額は少し下がってしまいましたが、良い掛軸でしたので、買取を行いました。
これに共箱が付いていればもう少し高く買取る事ができました。
いわの美術では年間に多くの掛軸の買取を行っており、中には一度に多くの掛軸の買取を行う事もございます。
掛軸の買取では作者、シミ、汚れ、色褪せ、シワの有無が買取額に大きく影響し、軸に象牙や紫檀、黒檀など高級な素材を使っていると評価が高くなります。
また、共箱と呼ばれる掛軸を収納する木箱も評価の対象となりますので、汚れていたり、破損があっても査定をお願いする掛軸とご一緒にお出し下さい。
また、掛軸には肉筆の作品と版画の技法を使った印刷の掛軸がありますので、お問合せの際は、どういった掛軸なのかお分かりでしたら、しっかりとお伝え下さい。
ご自宅で仕舞ったままになっている掛軸はございませんか?
掛軸は保管場所が悪いとシミや汚れの原因となり、作品を傷めてしまいます。
また、虫食も起こる事がございますので、防虫香などを入れて保管しておく事で虫食いは防ぐ事ができますが、防虫香は独特の芳香がありますので、買取額に影響が出る場合もございます。
また、有名作家の掛軸は高価買取が期待できますが、贋作などの偽物も多く存在します。
真贋が分からないお品物でも、いわの美術であれば無料で鑑定を行い、買取額を提示致しますので、ご売却をお考えの掛軸がございましたら、迷わずいわの美術までお問合せ下さい。