今回、いわの美術がお買取りしたお品物は岡田煕道の茶掛です。旧家のお客様の数々ある初だし品の中のひとつがこちらの岡田煕道の茶掛でした。
岡田煕道は、広島県福山市出身。8歳のときに井山宝福寺天峰雪巌について得度。
昭和45年、宝福寺に晋山(住職として実際にその寺に入ること)。臨済宗東福寺派14代管長も努めました。
写真の買取した岡田煕道の茶軸は、状態はシミなどが浮きでており、収納する箱もございませんでしたが、紙本肉筆ということで他の掛軸等とあわせて買取をさせていただきました。
今回買取させていただきました岡田煕道の茶掛は、保存状態としてはあまり良好ではございませんでしたが、その他の掛軸や茶道具等とあわせて買取致しました。
このたび買取の岡田煕道の茶掛のように、シミや汚れなどがあったり、共箱(作者自身が署名をした箱)がない場合は、一品ですとお買取りが難しくなってしまいますが、ほかの掛軸や茶道具などの骨董品とまとめて買取査定のご依頼を頂きましたので、あわせて高価買取させていただきました。
茶掛は揮毫者の落款や共箱がないと、一般の方にはなかなか判断するのが難しいかと思います。茶掛などの骨董品買取実績の多数のいわの美術では、専門スタッフが一点一点丁寧に買取査定いたしております。
押入れや蔵の中にしまったままになっている茶掛や掛軸など骨董品はございませんか?
昔は多くの家に、掛軸が飾れるような床の間がありましたが、マンションや和室のない家で暮らす人が増え、故人から代々受け継がれた掛軸や茶掛などどうしていいか悩んでしまってそのままになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 また、茶掛などに使われる和紙には虫が付きやすく、経年による劣化がある場合も多くあります。
いわの美術では掛軸や茶掛の買取依頼を多く頂いております。場合によっては数百万もする掛け軸をお持ちの方から、保存状態によっては一本ではお値段がつかないものまで様々なお品物の買取査定の経験がございます。
茶掛の買取査定のポイントとしては、その茶掛が誰の作によるかによってほとんど決まります。その手がかりとなる署名や落款は読みにくく、お困りの方もいらっしゃると思います。
いわの美術では、美術品の専門知識に長けたスタッフがお客様の大切な茶掛・掛軸などの骨董品・美術品をしっかりと一点一点買取査定させていいただいております。 思いがけないものが買取評価の対象となることがございますので、ご処分をお考えなら一度いわの美術までご相談くださいませ。