今回、お買取させていただいたお品物はの本画家・麻田辨次(あさだべんじ)の肉筆掛軸「柿小禽」です。
入江波光、西村五雲に師事し、確かなデッサン力、腑かい色調、琳派の現代化を思わす作風で、風景・人物・動植物などをモチーフに作品を多く残しています。
1977年に辧次から辨自と改名し晩年まで精力的に制作を続けました。
また、京都創作版画の草分け的存在でもあり、版画作品も残しています。
そして、長男は同じく日本画家の麻田鷹司、次男は洋画家の麻田浩という芸術一家としても知られています。
掛軸のお買取は作品が肉筆という直接描かれた作品と印刷物、軸がプラスチック、象牙、黒檀など使用している素材によっても評価が変わってきます。
また、保管場所が悪いとシミや虫食いなど作品が痛んでしまい評価が下がってしまいます。
御売却をお考えのお品物がございましたら、保管場所にも十分ご注意ください。
いわの美術では掛軸をはじめ、美術品、骨董品、茶道具、洋食器、お酒などの買取りを日本全国で行っております。
お買取できるお品物の数が多い場合は出張費無料でお伺いさせていただく場合もございます。
また、宅配便でのお買取も行っております。宅配便の送料は弊社負担で行っております。
どちらの場合もまずはお電話、メールにてお問合せの上、対応させていただきますので、お気軽にご連絡ください!!