今回、お買取させていただいたのは、以後で使用する碁石で、本蛤白石と那智黒石を使った碁石です。
碁石は練習ように硬質ガラスやプラスチックで出来ているものは買取の対象にはなりませんので、ご注意ください。
また、蛤を使ったものでもランクがあり、表面に現れている線が細かいものは耐久性も高く「雪」と呼ばれ、その線が粗いものは「月」と呼ばれています。
これも買取の評価に影響しています。
日本で蛤を使用して碁石を作るようになったのは17世紀後半からで、宮崎県日向のお倉ヶ浜で採れる「スワブテ蛤」が使われ高級品とされてきました。
しかし、現在では枯渇していまいメキシコ産の貝を使用しているものが主となっています。
他にも瑪瑙(めのう)や翡翠などの宝石で出来た碁石も存在しており、これも評価買取のお品物になります。
また、碁石の数の標準は白石が180個、黒石が181個の合計361個で1組となっており、数が少ない場合や石にヒビや欠けなどがございますと、評価は下がってしまいますし、状態によってはお買取できない場合もございます。
いわの美術では、多くの碁石、碁盤の買取実績がございます。
何の素材で出来ているのか分からない場合でも、しっかりとお品物を見てからお買取できるかどうか判断させていただいております。
お問合せの際は、電話の場合は、白石の素材や線があるかどうか、石の厚さや数などをお伝えいただき、メールでは写真を一緒に送っていただけると、査定がスムーズに進みます。
ご自宅に眠っている碁石、碁盤がございましたら骨董品の買取日本一を目指しているいわの美術までご連絡ください!!