今回、いわの美術がお買取したお品物はウォーターマンルマン100の万年筆です。
ウォーターマン創業100年を記念して作られたモデルで、1883と1983という年号記載の初期モデルを筆頭に「IDEAL」と入っている第二世代、ハート穴が無くなり代わりに地球が描かれている第三世代の3種類のペン先が存在します。
お買取したウォーターマンルマン100のペン先は年号記載の物でしたので、初期モデルという事になります。
インクの染みが付着していましたが、貴重なお品物でしたので買取を行いました。
これが外箱付で綺麗な状態であれば高価買取も期待できました。
ウォーターマンルマンには100と200が存在します。
ウォーターマンルマン200は100を小ぶりにしたモデルで一見するとその違いが分かりにくいかもしれません。
ウォーターマンルマン100と200を見分けるにはペン先にフィンの有無と天冠が一重丸か二重丸かによって見分ける事ができます。
ご自宅になるウォーターマンルマンが100か200どちらなのか分からなければペン先や天冠を調べてみて下さい。
ペン先のフィンが有り天冠が一重丸なのがウォーターマンルマン100です。
ウォーターマンは世界で初めて毛細管現象を応用した万年筆を発表し、世界初のクリップ付キャップ、レバーを使ったインク補充システムを開発した事で万年筆業界に大きな影響を与えたメーカーとして知られています。
元はアメリカ法人でしたが、現在はフランスでそのブランド名が受け継がれ、万年筆の開発・製造を行っております。
ウォーターマンの万年筆は使いづらいという方もいらっしゃいますが、コレクターも多くいらっしゃいます。
そのため、中古市場でも注目されているアイテムですので、いわの美術でも積極的に買取を行っております。