今回、いわの美術がお買取りしたお品物はウォーターマンの万年筆です。
キャップには「Argent Massif」と刻印がされており、これはフランス語で「純銀」を意味する言葉です。
万年筆には純金や純銀を使用したものが多く、廃盤となっている場合はプレミアが出ている物もありますので、高価買取となります。
今回は使用していた物という事で、傷や汚れが目立ちましたが、万年筆はファンが多いので買取させて頂きました。
ウォーターマンはもとはアメリカにあったのですが倒産してしまい、フランスでブランド名が引き継がれ、現在も生産が行われています。
ウォーターマンの万年筆は世界で初めて毛細管現象を利用したペン先を開発した事でも有名で、創業者ルイス・エドソン・ウォーターマンが名前の由来となっています。
毛細管現象を利用したペン先を考えるきっかけとなったのは、保険外交員として働いていた時に、重要な契約の際、使用していたペンからインクが漏れ、書類を作り直す事となり、その書類を作っている間に、相手先が他と契約してしまった事がきっかけとなったようです。
現在のウォーターマンは有名なデザイナーを起用して、「書くジュエリー」と呼ばれる洗練されたデザインの万年筆を製作しています。
いわの美術では、ウォーターマン以外にもパーカー、モンブラン、ペリカン、パイロット、セーラー万年筆など国内外問わず、様々なメーカーの万年筆の買取を行っております。
万年筆の買取では、未使用品の方が買取額は高くなりますが、使用していても買取る事ができます。
限定品や復刻版、外箱などの付属品の有無によって買取額が変わってきますので、お問合せの際は、万年筆のメーカー名、品番やシリーズ名、外箱の有無など分かる範囲で構いませんので、しっかりと詳細をお伝え頂くと査定がスムーズに進みます。
万年筆の買取なら、いわの美術にお任せ下さい!!