今回、いわの美術がお買取りしたお品物は、ドイツの大手時計メーカー・ユンハンスの置時計です。
シンプルな丸型の置時計で、ゼンマイ式の古いタイプのものでした。
15分毎に奏でられるチャイムは鐘の音でお馴染みのウエストミンスターチャイムで、夜中にも対応できるようにサイレンサー機能が搭載してあります。
残念ながら短針が曲がっているため、ちゃんと動作しませんでしたが、直せば使える程度の不具合でしたので、買取を行いました。
ユンハンスは1861年にエルハルト・ユンハンスとクザヴァー・ユンハンス兄弟によって創業し、日本の精工舎が手本にした事でも有名で、第二次世界大戦前まで置時計のトップブランドとして君臨していました。
ドイツ初のクォーツ時計を製造してから自社でデザイン・設計・製造を行う事で徹底した品質管理を行えるようになり、世界初の電波時計を生み出すなど次々と新しいアイデアでその地位を確固たるものにしました。
ユンハンスでは置時計の他にも掛時計、ホールクロックの製造も行っており、製品のすべてにお写真のような八芒星にJのマークが刻まれています。
ご自宅で使っていない時計にこのマークがございましたら、いわの美術が買取らせて頂きます。
いわの美術ではアンティークの時計から、高級ブランド時計までメーカー問わず様々な時計の買取を行っております。
壊れていても修理をすれば動くレベルであれば、正常に動作する物と比べますと買取額は下がってしまいますが、買取る事ができます。
時計の買取では、付属品の有無が査定額アップの重要なポイントとなります。
ゼンマイ式の時計であればネジの有無が査定額に影響してきますし、腕時計の場合、バンドを調整した際の部品や外箱の有無が査定額に影響してきます。
ご売却をお考えの腕時計がございましたら、保管してある全ての付属品もお譲り頂く事で査定額がアップする場合もございますので忘れずにお出し下さい。
その他、時計の買取でご質問などがございましたら、お気軽にお電話、メールにてご相談下さい。