今回いわの美術がお買取致しましたのは、ドイツが生んだ名窯HUTSCHEN REUTHER(フッチェンロイター)のカップ&ソーサー5客セットです。
お買取したフッチェンロイターのカップ&ソーサーは、旧東ドイツ ドレスデンの名を冠する「ドレスデンホワイト」という上品な白磁のシリーズのお品です。
買取のフッチェンロイターのドレスデンホワイトは、白地にレリーフのみのシンプルなデザインで、ジノリのベッキオホワイトにも似ているようにもみえますが、格式高いドイツらしい高品質の白磁器です。
フッチェンロイターバックスタンプには、威厳高きライオンマークがみられますが、これはフッチェンロイターのあるドイツ バイエルンのシンボルマークが用いられています。 フッチェンロイターのドレスデンホワイトは既に廃番となったシリーズで、5客セットで、外箱とあわせて好評価にてお買取させていただきました。
1814年に設立したドイツが誇る名窯フッチェンロイター。いわの美術では、フッチェンロイターの洋食器の買取を行っています。
フッチェンロイターは、弱冠20歳の陶磁器ペインターだったカルル・フッチェンロイターが、ドイツ バイエルン王国で磁器の原料となるカオリンを発見し、工房を開いたのが始まりです。
「いかなるものよりも優れた商品をつくること」を条件に王から授かったというバイエルン州のシンボル「ライオンマーク」を誇り、ヨーロッパクラシックとモダンを表現したフッチェンロイターのコレクションは、世界中で愛されています。
フッチェンロイターは、2000年にはローゼンタール社に加わりましたが、芸術性・実用性・機能性を重視する点は変わらず、絵付け作業はハンドペイントにこだわった食器づくりを続けています。
いわの美術では、フッチェンロイターの伝統的な「ブルーオニオン」や、何世代にもわたって愛されるデザインの「マリアテレジア」、鮮やかな色彩の「サマードリーム」などの洋食器の買取をしています。コレクション整理などで、ご処分をお考えのフッチェンロイターの洋食器がございましたら、お気軽にいわの美術までご連絡ください。