今回買取させていただきましたのは、お写真の小橋川清正の壺屋焼の皿です。サイズは直径26センチほどで、作品裏面には小橋川清正の「清正」というサインも彫られています。
買取させていただいた小橋川清正の壺屋焼の作品は、壺屋焼伝統の赤絵の魚紋の皿で、小橋川作品独自の赤絵の渋味と、ざっくりと彫り込んだ魚紋の味わいが感じられます。
赤絵に線彫りで魚柄が描かれたダイナミズムにあふれた作品です。
壺屋焼の伝統の赤絵は、赤い釉薬は高温では黒く飛んでしまうため、まず高温で焼いた後に、低温で二度焼きされています。
薪の少ない沖縄では、昔は琉球王朝貴族だけが使用できる高級な器とされていたそうです。
今回買取の小橋川清正の赤絵魚紋の作品は、渋みのある赤の発色も良く、色合いは温かみを感じさせます。
また魚の姿も重厚で、華美すぎることもなく、飽きのこない仕上がりとなっています。
小橋川清正の陶器は、赤絵と魚の文様に特徴があり、渋く重みのある赤い陶器の独自色彩感覚を持つその作品は、人々を魅了しています。
沖縄に旅行された時のお土産等で頂いた小橋川清正の作品をお持ちではありませんか?いわの美術では、小橋川清正の赤絵魚紋の作品などの買取を行っています。
小橋川清正は、沖縄の赤絵の名工として知られますが、その赤絵の中に魚紋を彫りこんでいく手法により生み出された器は、手に取るだけで温かさが伝わるようです。
小橋川清正の作品は、線彫りの魚柄が特徴で、独特の重厚感ある色合いが通に好まれる作風となっています。
小橋川清正は、平成12年の九州沖縄サミットで、練り込み皿を製作した実績も持っています。
小橋川清正は、現在は制作を行っておらず、息子の小橋川卓史が父 小橋川清正に師事、沖縄の壷屋やちむん通りという壺屋焼の街に陶器工房を復興しました。小橋川卓史は、東大寺の法会に銘々皿を奉納もするなど、実力派陶工として活躍しています。
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