吸物椀買取ました!!
今回、いわの美術がお買取したお品物は、漆器の吸物椀です。
漆器は素地に木材を使用しているため、陶器類と違って、汁などを温かく保つ効果も得られる事から、旅館や料亭、茶の湯の懐石料理などで使用されています。
贈答品として頂いたもので、共箱には送り主の名前が書かれていました。
頻繁に使用していたものだったそうで、細かな傷が多かったのですが、ウサギと波の蒔絵が施された吸物椀でしたので、そこを踏まえての評価で買取を行いました。
漆器について
漆器は、手入れを怠らなければ100年は使う事ができると言われるほど堅牢な作りをしている反面、素地が木という事もあり、湿気が多いとカビが生えてしまったり、乾燥が激しい場所では割れてしまう事もございます。
また、直射日光に当たると変色が起こってしまいますが、これらは通常に使用している分には問題はございません。
そのため、保管中にダメにしてしまう事も多いため、漆器は保管中こそ、注意が必要なお品物です。
漆器買取ます!!
漆器の産地は輪島塗、会津塗、春慶塗など日本各地で作られており、それぞれ特徴が違っています。
また、蒔絵、沈金、螺鈿、彫漆、堆朱など漆器に施す独特の技法があり、漆器の買取では、どの技法を使われているかによっても買取額が変わってきます。
また、作家が制作した漆器も高価買取が期待できますので、お問合せの際は、作家名が分かるようでしたら、しっかりとお伝え下さい。
ご自宅で使っていない漆器がございましたら、いわの美術が買取ますので、お気軽にご相談下さい。