美術品や骨董品だけでなく、書道具の買取も行っているいわの美術ですが、今回お買取したお品物は、中国画仙紙です。
画仙紙は、書画を書くための大型の紙を示す日本での総称で、繊維が短くもろいので、墨の粒子が浸透しやすく、滲みとかすれが美しくでるということで、水墨画などにも適しています。
画仙紙には、長さ、紙質の厚薄など各種ありますが、今回お買取した中国画仙紙は、宣紙とも呼ばれ、高級品の代名詞ともなっている安徽省宣城市産「紅星牌」の画仙紙です。
日本の書道愛好者にも多く親しまれている画仙紙の最高峰「紅星牌」は、中国国営第1の画仙工場です。
紅星牌の工場は2つの川が合流している好立地に位置しており、製造工程は、原料づくりから出荷まですべて手作業で行われています。2人1組で紙を漉き、漉き上がった紙を75℃の鉄板上で乾燥させ、破れなどの品質チェックを入念にし、裁断され、最後に紅星牌の印を押して梱包して出荷となります。
今回買取した紅星牌の画仙紙は、1983年製造のもので、100枚ほどまとめてお買取致しました。
今回は、大分市の書道を嗜まれていた方からの買取のご依頼で、今後ご使用予定がないということで、紅星牌の画仙紙をまとめてお買取させていただきました。
画仙紙は書画や書に必要不可欠な存在ですが、まとめて購入されて、使いきれずご処分にお困りではありませんか?
市場でも需要のある画仙紙は、いわの美術でも年間多くの買取実績を有しております。 画仙紙の買取査定では、シミや汚れ、ヤケなど保存状態、画仙紙のサイズ、画仙紙の質によって買取査定額が変わりますが、今回買取の紅星牌の画仙紙(宣紙)は、書道愛好家からも人気が高く、高価買取が期待できます。
未使用品はもちろんのこと、一部使用済みの画仙紙も、場合によっては高価買取させていただきます。一束、一反だけでは買取ることが難しい画仙紙の場合は、まとめてのお買取も致しますので、ご処分をお考えの画仙紙がございましたら、一度いわの美術までお問い合わせください。